
加藤岳悠
お礼と今後の決意
この度の、第52回日本クラウン全国吟詠コンクール決戦大会に於いて、栄えある入賞を頂き吟友会の仲間入りをさせて頂いたこと、只々感謝の気持ちで一杯です。
私にとって、長年に渡り毎年のクラウン大会は楽しみと又勉強の場でもありました。出吟の機会を得ることで、先ずは挑戦者の気持ちで稽古にも少しは(普段の稽古より)身が入る事です。又クラウン吟士の先生方の模範吟に触れることで新たな感動を自身で得られる事、この事は自分の大変貴重な時間でした。
先生の指導を受けている中で「良い吟を聴くことが、自分の耳を養う」ことの大切さを言われ続けてきました。
素晴らしいという感動、どうしたらという研究心、上手くなりたいという向上心が湧くことが貴重な体験と考えております。
「耳を鍛えること」は、自分自身の吟を判断する能力となります。
では、どうやって「耳を鍛えること」ができるのか?
この事について、海老澤宏升会長が大会のご挨拶の中で「自分の吟を録音して聞く」、繰り返し吟じて聞くことであると明確に回答されておりました。ご自分の耳は、二人いる吟の先生のうちの一人であるとお話しされておりました。こうした会長挨拶の貴重なお話を大会の都度、その時のプログラムの余白にメモっては自分への教訓にしております。
さて、私は「日本詩吟学院岳智会」に入会して、初代会長伊藤岳智先生を師と仰ぎ、詩吟を始めたのは二十代の年齢からです。
先生は、クラウン吟友会の吟士であったので当時から有名な先生方の吟のお話を聞いておりました。当時のカセットテープに取込んだ先生の吟は、テープが擦り切れるほど聞いておりました。やがてCDに変わって録り直して、貴重な財産になっております。
こうした先生のお言葉に感謝の気持ちを忘れずに、吟友会の歴史と伝統を大切にし、会の名に恥じぬよう、精一杯努力して参ります。至らない点も多く、ご迷惑をおかけする場合もあるとは存じますが、皆様からの温かいご指導、ご鞭撻賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
