令和4年度入選者寄稿文

高見澤進山

詩吟を歩んできた道

私が詩吟を始めたのは、40才のころで、あれから30年、71才となりました。近所の人から誘われ、それまで聞いたことがなく、でも興味がわいて初めて教室にいきますと、先生や先輩方がコンダクターで歌ってくれ、詩文を見ながらテープにとり練習しました。初めは吟じ出しの(ファ)の音が取れず苦労しました。
1年程して、初舞台は初めての尺八伴奏でした。3回歌い直しをして、笑いで会場がどよめいてしまいました。
でも発表会の後の懇親会では、緊張感が解けての一杯が美味しく、その後の楽しみでした。
九年経た後、詩吟教室から民謡教室に六年通いました。民謡でも「武田節」や「小室節」などで優勝を果たしました。ここで仲間ができて「カラオケ」を歌う様になり、現在でも吟詠の発声練習に良いと続けています。趣味は他にも沢山ありましたが、やはり詩吟が好きだったのでしょう、その後、民謡で知り合った尺八の先生からの紹介で、今の流派に入れていただき、10年になります。
今年は財団の中部地区大会に出場、念願の優秀賞を戴きました。
クラウン全国大会は、3回目でした。出来たら決選にと思っていましたが、思いがけず入賞が出来て本当に夢のようです。これも流派の先生のご指導のおかげだと心から感謝しております。今後は、指導していただいた先生方、クラウン吟友会の先生方にご迷惑かけないように頑張って参りたいと思います。