令和4年度入選者寄稿文

豊田咲風

全国大会入賞、感謝の思い

10月23日、クラウン全国コンクールを終えて、今思うことは子育てに明け暮れている中、病弱な私は体調も悪く、子供の為にも健康になりたい。そのような気持ちの中で詩吟に出会いました。その後子育ても終わり、目標のないまま辞めようかと心が揺れていました。
そのような中、平成二十六年、師である主人からクラウンコンクールに挑戦してはどうかとの誘いを受け、何もわからないまま、師とともに出場し、全国大会の切符を頂き師とともに東海代表として出場出来て、また決選にも出場することが出来て興奮して、帰路した思い出があります。その後五回ほどの挑戦をするも、毎回プレッシャーに漬されそうでした。
コロナ禍で行動制限される中、近くにお住まいのある木戸優粋先生の門を主人と共に叩きました。厳しくも私の長所、短所を引き出してくださる先生の指導にワクワクし、又、一層、吟への情熱も引き出してくださいました。
決選では、これまでの思いを、木戸先生、主人そして家族に「有難う」との思いをのせて感慨深く、吟じることが出来ました。
これからが、クラウン吟士としての第一歩です。クラウン吟士として活動できることに感謝し、精進してまいりたいと思います。