令和5年度入賞者寄稿文

里見緑山

憧れのクラウン吟友会員となって

私は詩吟を始めて今年で7年経ちました。
詩吟の素晴しさに惹かれ、又大好きな先生方の心打つ吟詠をきくたびに感動し、自分もあのような吟詠が出来る様になりたい。そんな夢を持ってきました。
このコンクールを受けることになったのも、地元で大好きな先生、偉大な先生も会員であることがきっかけでした。昨年初めて出場させていただいた決戦大会では予選さえも通過出来ず悔しい思いをしました。今年は捲土重来を期し、しっかり稽古を重ね舞台では平常心で吟じることができました。
結果発表を聞き信じられないくらい嬉しかったです。
予選、決選の舞台で思いを込めた吟が審査員の先生方に認めて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。同時に立派なクラウンの先生方と同じ会員なることの、責任感を痛感し、更なる努力、精進を重ねなくてはならないと心に誓いました。
私がクラウン会員として目指すところは、詩吟を聴かれた皆様が心から感動していただけるよう、漢詩、和歌、短歌など作者の想いを、しっかり表現して伝えたいと思っております。
これから、大先輩の吟友会の先生方と同じ舞台に立てる喜びは、楽しみでもあり、緊張しますが一つ一つ勉強させていただき、頑張りたいと思います。

又、吟友の方々とは情報交換し吟友会を盛り立てて、又、仕事との両立も図りたいと思っております。
初心を忘れず、益々 詩吟を愛し、精進、努力を、重ねて参る所存です。
ご指導ご鞭撻のほどを、お願い申し上げます。